日本の歴史を振り返ると改革はいつも地方から始まる

インイ「この土地の地形はこうなってるわ」俺氏「軍師?」インイ「地方に伏龍・鳳雛ありよ?!」

 

1.DX化の事例は地方から始まる。

 

 

 

――地方自治体ではデジタル施策を進めたいが、その人材がいないと言われています。

 

よくデジタル人材がいない、と言われますよね。ただ、デジタル人材の定義はあいまいです。私は文系学部出身でシステム構築の知識は働き始めてから身につけたものですが、デジタル人材のように語られています。

 

デジタル活用の際はプロジェクトマネジャー、セキュリティー、コーディングなど様々な役割がありますが、十把一絡げに「デジタル人材」と言われます。そんなマルチな才能を持つ人はいません。

 

市では一般社団法人「Code for Japan」と連携し、データ分析を課題解決につなげるためのスキルについて研修しています。ただ、何もかもデジタルを使わないといけないというわけではありません。アナログのほうが良ければアナログで良い。ただ、職員がそれを判断できるようにならないといけません。

 

ドラゴンクエストで言えば、レベルが上がっていないのに『ロトの剣』を持つ、みたいなことでしょうか。それを扱う力量がなければ、持っていても意味がないですよね。そうしないと、「スマートシティやってくれ」「デジタル化やってくれ」「DXやってくれ」で議論が終わってしまいます。

 

――少しずつですが、デジタルを積極的に活用する自治体も増えてきています。「自治体DX」の目指す姿はどういうものだと考えますか。

 

「DX」で何を実現させるのかというのは、それぞれの自治体によって課題も異なりますので、目指す姿も異なります。その一方でそれぞれの自治体において作られたものは一つの自治体だけで閉じるのではなく、他の自治体へ共有しさらに進化を遂げていくべきだと考えています。

 

5年後、10年後の地域の姿、業務のあり方をイメージしながら、今すべきことを少しずつやっていくことが重要です。デジタル化することは単なる手段にすぎません、それを行う職員の意識の変革こそが「自治体DX」の目指すべき姿だと思います。

 

東京や都市圏は複雑に地域のシステムが絡んでくるからDX化がやりやすいと言えば地方からではないだろうか?

 

何より、住民の意見で物事が決まりやすい地方にとって、村八分はあるけれど、やっかいな独居老人もいないし、スピーディーに物事が決まるのではないだろうか?

 

コンビニ増やして欲しい、ドラッグストア増やして欲しい。家電量販店増やして欲しい。はたまたネット通販の拠点を増やして欲しいなどなど。

 

便利になれば移住する人も増えてくる。まずは既存住民の満足度を高めるために施策して欲しい。

 

まず何事もアイディアが無いといけない。オープンミーティングでも言ってるように貴方は自分の住んでる地域に何が欲しいですか?大学ですか?

 

さいたまスーパーアリーナみたいな格闘技の施設?

 

イオンがあればいいってもんじゃないですよ?

 

休みの日にじっくり考えてそれをオンラインに上げるシステムがあるといいですね。